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食サポコラム

入れ歯のお手入れ②  


こんにちは。湘南食サポート歯科事務局の片山です。


以前の食サポブログで、入れ歯洗浄の際の注意点をご紹介させて頂きました。


今回の食サポブログでは、”入れ歯のお手入れ①”に引き続いて、入れ歯のお手入れをテーマに、入れ歯洗浄剤を使用する際の注意点や入れ歯を保管する際の注意点、そして入れ歯調整を行うタイミングなどをご紹介させていただきます。


入れ歯洗浄の際によく使用される入れ歯洗浄剤は入れ歯の見えない汚れや内側に入り込んだ細菌を除去する入れ歯洗浄の補助的な役割を果たすものです。


入れ歯洗浄剤は毎日使うのが理想ですが、週1〜2回使用するだけでも効果はあります。臭いや着色、汚れが気になる場合に使っていただくと良いでしょう。


入れ歯洗浄剤を使用する際にご注意いただきたいのは、洗浄剤が付着したまま入れ歯を使用すると成分によっては炎症を引き起こし、口内炎などの原因となってしまう場合もあるので、流水下でブラシを使用して薬剤をしっかりと落とすことが大切です。


入れ歯洗浄剤を使用しても最終的には流水下でブラシを使用して洗浄を行うので、重要なのは、普段から入れ歯用ブラシなどで入れ歯の洗浄を行うことが重要です。


最近では、泡によって入れ歯を手軽に洗浄でき、研磨材を使用した洗浄に比べて入れ歯の材質を損傷させない等の安全性も大幅に向上したと言われているワンプッシュタイプの入れ歯洗浄剤などもあるようです。


入れ歯の保管方法ですが、入れ歯をティッシュペーパーなどで包んで保管されている方をお見受けしますが、入れ歯は乾燥すると変形してしまうので、入れ歯を保管する際には専用のケースに水を入れ、入れ歯を水に浸しておくとよいでしょう。


就寝時に入れ歯を外すのか、装着したまま寝た方が良いのかというご質問を頂戴することがありますが、基本的には口内細菌の増殖防止、顎や歯茎・口腔内の粘膜の安静の為に就寝時には入れ歯を外して頂くことをお勧めします。


しかし、入れ歯を外すことで顎が不安定になってしまう場合や、入れ歯を作成した直後で入れ歯がなじまないなどの場合は、寝る間も装着した方が良い場合もありますので、必ず歯科医師までご相談ください。 


最後に、入れ歯調整を行う頻度やタイミングをご紹介させていただきます。


入れ歯の調整が最も必要な時は、お痛みの訴えがあるときです。その様な際には無理に入れ歯を使用せず、先ずは入れ歯を外してお口の中を休ませ歯科医師までご相談ください。


ご高齢者の歯茎の状態や顎の形は加齢や体重の増減に伴い、日々変化します。その変化に合わせて入れ歯の調整や作り直しが必要となることもあります。


年に1回~2回程度は専門医から入れ歯の装着状態の確認を受けることをお勧めいたします。


入れ歯に関するお困りごとや、歯科に関するご質問、お困りごとがありましたら、湘南食サポート歯科まで是非お気軽にご相談ください。



医療法人社団若葉会  湘南食サポート歯科
〒251-0875 神奈川県藤沢市本藤沢1丁目10−14
TEL 0466-84-2000


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