口腔ケア・口腔リハビリ

口腔ケア・口腔リハビリの効果

※肺炎の予防

誤嚥性肺炎になると、体は細菌と戦うため、体力を消耗してしまいます。
できるだけ肺炎にしないように、日頃からの口腔ケアが重要となってきます。週に一度のプロフェッショナルな口腔ケアと、毎日行っていただく日常的な口腔ケアが、車の両輪のごとく大切になってきます。

口腔ケアとは

口腔内は、歯や舌等があり複雑な構造(形)をしています。また、食物も通過しますので、適度な温度・湿度があり栄養分もある、細菌にとっては非常に住みやすい場所となります。
口腔ケアを行わないと、その細菌は、のどの方に流れていきます。それが、嚥下障害等ある方であれば、気道から肺にまで、達してしまいます。これが誤嚥性肺炎です。

また、口腔内粘膜・歯肉・舌の表面をきれいにしておくことは細菌数を減少させる以外に、粘膜にある感覚受容体(センサー)の感度がよくなることでもあります。
センサーの感度が悪いと、脳への信号が少ししかいかず、脳が適切な出力(末梢への命令)が困難となり、リハビリ効力も低くなります。異なった視点から見れば、口腔ケアは一種の口腔リハビリでもあります。
まず、リハビリ効果を上げるためにも、口腔ケアは絶対的に必要となります。単なる口腔ケアだけではなく、ご家族、スタッフ様に指導も致しますので、疑問があればいつでもお聞き下さい。

口腔リハビリとは

唇、舌、頬の運動、発声、呼吸の訓練や唾液腺のマッサージを行うことで、お口の機能を活性化させ、口腔機能の 向上や維持を図ります。

運動(リハビリ)と
食事(栄養)のバランス

例えば、運動(リハビリ)ばかりして、食事(栄養)を摂らなければ、筋力や脂肪が減少してやせていきます。その逆に運動しないで好きな時に好きなだけ食事を摂れば、みるみるうちにふとってきます。この原理がリハ栄養です。

嚥下リハビリを行うにあたり、全身の栄養状態を改善して、筋肉量UPが絶対必要となります。のどの筋肉がないままいくらリハビリを続けても飲み込めるようにはなりません。
しかし、ある程度栄養状態が改善したら、運動(リハビリ)を開始しないと、筋肉ではなく脂肪として蓄積されてしまいます。これでは体が重くなりよけいに動けない身体になってしまいます。