食サポBlog

だ液の役割 ②

 

こんにちは湘南食サポート歯科事務局の片山です。    

 

今週の食サポブログでは、唾液の役割①に引き続いてだ液の役割をテーマにだ液が持つ様々で有用な作用をご紹介させていただきます。  

 

だ液の持つ作用をご紹介させていただく前に、だ液の分泌量は「交感神経」と「副交感神経」が主にコントロールしているということはご存知でしたでしょうか?  

 

ストレスがない時(=副交感神経が働いている時))には、サラサラした唾液が耳下腺から分泌され、ストレスがある時(=交感神経が働いている時)には、ネバネバとした粘稠性の高い唾液がおもに舌下腺から分泌されます。  

 

分泌されているだ液の量や状態で、人間のストレスの度合いを測る物差しの一つになり得ます。    

 

 

 

自浄作用  

 

だ液には自浄作用としてお口の中を自然に洗い流す作用があります。  

 

だ液の分泌が少なくなることで、お口の自浄作用が低下することでお口の中で細菌が繁殖して虫歯や歯周病が発生しやすくなり、虫歯や歯周病が進行することで口臭も強くなります。  

 

広範囲では、だ液が持つ自浄作用には、お口の中の食べ物を食塊として取りまとめる作用(咀嚼)が含まれます。  

 

これは、だ液が食べ物を取りまとめる作用と同じく、だ液がお口の中に残った微小な食渣をまとめ上げて飲み込むことに重要な役割を果たしているからです。  

 

その他のだ液が持つ自浄作用には新陳代謝で脱落してくる粘膜細胞やだ液に含まれるムチン(だ液の中のネバネバ物質)は、菌を凝集させ、「菌塊」としてお口の内から排出する働きをします。    

 

 

 

抗菌・殺菌作用

 

抗菌・殺菌作用はだ液が持つお口の中の微生物に対する作用です。  

 

唾液にはラクトペルオキシダーゼやラクトフェリンと呼ばれる抗菌物質が含まれ、お口の中の細菌を取り除き繁殖するのを防ぎます。  

 

機能的口腔ケアを行い、唾液腺マッサージなどを行い、抗菌・殺菌作用を持つだ液の分泌を促すことでお口の中の細菌環境を正常化させる効果が期待できます。  

 

だ液の殺菌作用として、だ液には天然の殺菌消毒薬ともいえる神経や上皮を修復、成長させる因子が含まれています。

 

お料理の最中にうっかりと包丁で指を切って出血した時に指をなめる、動物が傷を負うとしきりに傷をなめまわす、これは人間や動物がだ液には傷を治す力があることを本能的に知っているからなのです。  

 

この様に人間にとって様々な有用な作用を持つだ液ですが、花粉症のお薬や高血圧のお薬、一部の抗圧剤などのお薬にはだ液の分泌を抑える副作用があるものがあります。  

 

口腔乾燥が気になられる場合には、かかりつけのドクターや訪問診療医、そして歯科医師までお問合せください。  

 

専門医による口腔機能の診断や摂食嚥下に関するご質問やお困りごとがありましたら、湘南食サポート歯科まで是非お気軽にご相談ください。

 


 

医療法人社団若葉会  湘南食サポート歯科

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