食サポBlog

誤嚥性肺炎と食事

こんにちは。湘南食サポート歯科の片山です。


誤嚥性肺炎は80歳以上のご高齢者の方達の死亡原因の1位になっています。


ご高齢者の方達が誤嚥性肺炎で入院をした場合、一般的には抗生物質の投与、安静、そして新たな誤嚥性肺炎を防ぐための絶食が行われます。


入院の期間が1~2週間続いた場合、栄養の摂取は点滴などの経管栄養が中心となり、誤嚥防止の観点から絶食も同じ期間続くこととなります。


ご高齢者の方達が安静状態に置かれ体を動かさないことで筋肉は日々衰えていってしまいます。


そのような中で栄養摂取量が足りない場合、人体は筋肉を栄養源として利用しその結果、体がやせ細ってしまう事象が起こります(サルコペニア)。


入院の原因となった肺炎は軽快しても、入院中の安静と絶食で全身状態が悪化し、結果としては「増悪」というケースも少なくありません。


誤嚥をしたから絶食、肺炎を起こしたのだから安静というのはご高齢者の方達に対して正しいアプローチなのでしょうか?


ご高齢者の方達にとっては日常的な生活動作そのものが運動となります。


転倒のリスクには最大限の注意を図りながら、歩いていただくことや体を動かしていただくことが体力の低下を防ぐ手立てとなります。


誤嚥のリスクがあるから絶食とするのではなく、誤嚥の原因を探し出し、誤嚥を起こしにくい方法を探し出すことが有益なアプローチだと考えます。


お食事にトロミをつける、誤嚥しにくい体位を探し出す、食事介助の工夫を行う、口腔ケアを行い、だ液をきれいにする、適合の良い入れ歯で食事をする等様々なアプローチで誤嚥や誤嚥性肺炎を予防することが出来ます。


リスクがあるからそのリスク要因を排除するのではなく、そのリスクに対する理解を深めた上でそのリスクに対する対応の方法を探し出していくことが必要だと考えます。


誤嚥性肺炎を発症、頻発させてしまう前に、誤嚥性肺炎を理解して予防を進めていきましょう!


誤嚥性肺炎に関する、より詳しいことがお知りになりたい場合や、お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。


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